極上音響でボヘミアンラプソディを観てきた。ネタバレあり
こんにちは。一部屋ディスコでございます。
立川のシネマシティで極上音響上映のボヘミアンラプソディを観てきましたよ。
極上音響をこの映画館で観るのは、マイケルジャクソンのTHIS IS IT以来。
って10年近く前ですね..。
しかもその時はチケットを当日に取ったため、席は1番後ろの端、劇場で最も後ろにあるスピーカーの更に後ろ、あまり極上音響を堪能出来ずに終りました。(少し寝た。その後DVDで観直したら面白かったんですが。劇場では何か眠りを誘うモヤ〜っとした音で聞こえていた気がします。単に体調が悪かっただけかもしれませんが。)
今回はいいポジションで極上音響を楽しみたい!
事前の調査によるとABC順で前から6列目のF列付近が音響的には良さそうです。
今回は3日前なのでまだ席は空いてるだろうとタカを括っていたのですが、週末の予約ということもあってか3日前の夜の時点で良さそうな席は大体予約済みになっていました。
皆さんちゃんと計画的に行動されてる様です。
結局、真ん中よりちょっと後ろのN列の席をなんとか確保しました。
劇場は300人以上入れそうな広さ。
今時のゆったりした作りです。
画面の真ん中下にウーハーがあるようなので前に近い方がビリビリ体感は高そう。N列どうかな?
毎度おなじみノーモア映画泥棒のCMが終り、20世紀フォックスのファンファーレが始まります。
って、この時点で極上音響じゃないですか!!
ファンファーレ、キレッキレです。
ウーハーの振動も良い感じでちゃんと届いて来ます。
音響重視だともっと前でもいいのかもしれませんがN列あたりだと画面も見やすいのでバランス良く楽しめそうです。
ちなみにこのファンファーレ、サントラの一曲目にちゃんと収録されてます。
ちょっとニヤッとしてしまいます、サントラも必聴ですね。
この後はネタバレ注意です。
映画は1985年のライブ・エイドのシーンから始まります。
バタバタと人が行き交うバックステージ、アーティストらしき人たちも一瞬チラッと映るのですが、アラ?なんか見たことある人います??っていう雰囲気でした。
最後にも全く同じこのシーンがありますので音楽に詳しい方は是非検証して、教えて頂けると助かります。
クィーンのメンバーのビジュアルは全員中々のクオリティ、最初はフレディちょっと小さい?と思ったものの動きも似ていてフレディ感が凄かったのであんまり気にならず、物語に没頭出来ました。
あとロジャー役のベン・ハーディが、たまに釜愚痴ホモ恵さんに見えたのは多分気のせいだと思います。
映画を観るまで全然知らなかったのですが、フレディ・マーキュリーという名前は自ら改名したもの。
改名前はファルーク・バルサラさん、両親はインド系の方のようです。
良く考えてみたらスゴイ苗字ですよね、マーキュリーって。
和訳すると苗字は火星?100円ショップで印鑑買えなそうな苗字です。
バンド結成後は紆余曲折ありながらもメジャーになっていきます。BBCで初めてのテレビ出演の際には口パクで歌うよう言われて、ブーブー文句は言いながらちゃんと口パク。そして「キラークイーン」大ヒット。
このちゃんと口パクするっていうのが地味にシビれました。ナイス冷静。
キラークイーンのヒットで次のアルバム作りに取り掛かり、山の中の一軒家にカンヅメ状態に。
そこで生まれたのが、名曲過ぎるボヘミアンラプソディです。
オペラ調に転調した後の、
ガリレオー
ガリレオー
あたりの収録風景は目からウロコです。
アルバムで聴いていた時は大人数のコーラスの人がいるのかと思ってたのですが、バンドメンバーのコーラスを何度も撮って重ねたもののようです。
何回も繰り返し高音でガリレオーガリレオー歌わされているロジャーに大爆笑でした。
そしてフレディのセクシャリティの葛藤も描かれています。
メアリーという綺麗な人と結婚して最初は円満なのですが、
最終的に勇気をだして告白
フレディ「バイセクシャルなんだ」
メアリー「あなたゲイよ」
嫁に言い切られる。
実際のところは諸説あるみたいですが、新宿二丁目界隈では来日の際「九州男」(くすおと読みます)という店に来ていたと伝説のように語られていました。
親日家だったようで、映画の中でもスカジャンみたいな刺繍の入った和服をガウンとして着ていたりします。
お忍びでも日本に来ていたようです。
日本で凄くモテたのでしょうか?などと邪推。
そして、他の惑星から来た王子様のようなスタイルから、短髪髭タンクトップの後期スタイルに変身を遂げていきます。
映画的脚色もあって、時系列は若干実際と異なるようですが色々なエピソードがいちいち胸に突き刺さり、結果泣き通しでした。
涙でTシャツの首周りがシットリしてしまい気持ち悪かったです。焼肉店でよく出てくる紙エプロンをして鑑賞した方が良かったかもしれません...。
映画のストーリーも良かったのですがもう1つの目玉は当然音楽です。
特に最後のライブエイドで歌うシーンは圧巻、他の楽曲もスピーカーの音につつまれて本当にライブ会場にいるみたいです。
生のライブのハズレな席より全然ライブ感ありますよ。
ああ、歌いたい!手拍子したい!だってこれライブですよね?でも映画だから我慢。そして感動で号泣。
映画でもあり、ライブでもあり。
フレディの人生がボヘミアンラプソディの曲と重なり。
最終、口パクで歌いながら大泣きという良く分からない状態になってしまいました。
鑑賞後は本当にロックされてしまい、数日経った今でもクイーン熱が冷めません。
過去のライブ映像などを見まくる生活を現在も送っております。
応援上映も是非参加してみたい!
ただし紙エプロンは必須です...。
以上ディスコの部屋から送りしました。