ちょっと前に江戸東京博物館に行ってきた。
コロナの影響でライブ、イベントが続々と中止や延期になり悲しいです。
気の抜けたサイダーのようなボンヤリとした日々を送っております...。
現在、博物館や動物園なども休館しているところが多いのですが、ちょっと前にふと立ち寄った江戸東京博物館(2020年3月23日現在休館中)が思いのほか楽しかったのでその時の話でも。
一日でも早く事態が終息することを願いつつ。
秋葉原にしょうゆを買いに行くついでに、両国にある江戸東京博物館に行ってきました。
去年の12月に特別展を見に行ったのですが時間がなくて常設展までたどり着けませんでした。
なんとなく後ろ髪を引かれる思いだったので今回は常設展のみに狙いを定めて行ってみます。
チケット(600円良心価格)を買ってエレベーターで登ると、いきなり日本橋のレプリカが現れます。レプリカと言っても模型ではなく実物大ですよ。巨大。
普通に渡れます。
博物館の中に橋が掛かってるとか、想像の斜め上をいくデカさです。
この後も新聞社の建物が再現されていたり
歌舞伎の舞台があったりと
全てビッグサイズ、というか原寸大の追求という感じで
江戸時代から現代まで順を追って東京の街の様子や時代背景が紹介されています。
江戸ゾーンの庶民の暮らしは今とそんなに変わらない所も随所に。
江戸のファストフード、寿司の屋台。
シャリは小さめのおにぎりくらいの大きさ、今より随分大きい。数貫で満腹になりそうです。
今でいう食べログ(東京鰻TOP20)みたいな感じでしょうか。
そして江戸の庶民の娘、習い事やら寺子屋やら忙しく
「遊ぶひまがない。」
江戸時代の子供も大変だったようです。
乗り物は実際に乗ってみることが出来るものもあります。動きませんが。
江戸→明治→大正→昭和とだんだん現在に近づいていきます。
とにかく広いのですが全く飽きません、どんどん進みます。
往年の名車、スバル360。
昭和ゾーンにあった電卓付きソロバン。
これはどう使うのが正解なんでしょうか...。
そして出口のすぐ手前、東京をテーマにした曲を10年ごとにオリジナルのセットリストで流しているコーナーがあります。
(写真を横向きに撮ってしまいました。
直せませんでした..。
自分で見ても見づらいです。ごめんなさい。)
セットリスト通りにエンドレスリピートで曲が流れており、1曲を選んで聴いたりは出来ません。
歌詞やタイトルにズバリ東京と入っているものから、地名や風景が東京のものなど比較的自由な選曲です。
「六本木純情派」を聴く為にしばらくスピーカーの前をウロウロ。
90年代のセットリストは個人的にはツボでした。
選んだ人の気持ちが伝わってくるような、うっすら偏った感のあるセトリで好感が持てます。
村下孝蔵の「ロマンスカー」に至ってはロマンスカーが新宿発着という以外あまり東京感はないような気がしましたが、荒井由美の「中央フリーウェイ」の電車バージョンといったところ?
(そうなると中央線の特急、狩人の「あずさ二号」の方が良さそうですが、これは70年代の曲なので不可ですね)
2000年代のセットリストは10年間から選んだ10曲のうち2曲が相対性理論と、もはや隠し立てせずに趣味全開でかえって潔いです。
そして2020年、せっかくなので2010年代のセットリストも是非増設して欲しいです。凄く聞きたい。
ライブに行けず暇なので、自分で東京縛りのオリジナルセットリストを作るのも楽しいかもしれません。
脳内ライブ#妄想セットリスト東京2010年代。
好きなアーティストの曲を2曲入れちゃいましょうか...。
ここまで、ササッと観て入館してから約2時間。
ゆっくり観れば半日は居られそうです。
とにかく広いのてまだ見落としているところがありそうです。
是非もう一度行ってみたいと思います。
全てのエンタメが心置きなく楽しめる日が早く来ますように。
心の底から願います。